24時間換気システムの電気代は?換気扇使用時との違いや節電のヒントを解説
自宅に24時間換気システムや個別の換気扇を設置し、常時換気を行っている家庭は多く見られます。換気によるメリットは大きい一方で、24時間換気を続けることで電気代が気になる方もいるかもしれません。
システムや換気扇による24時間換気は、電気代にどの程度影響するのでしょうか。
本記事では、24時間換気システムを使用した場合と個別の換気扇を稼働させた場合の電気代について解説します。24時間換気するメリットや節電のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
24時間換気システムを使用した場合の電気代
24時間換気システムの1カ月あたりの電気代は、使用する機器の種類や電力料金によって異なりますが、一般的な目安は100〜700円程度とされています。
24時間換気システムにかかる電気代は、「消費電力(kW)×利用時間×電力量料金(円/kWh)」によって算出されます。なお、本記事では、電力量料金単価を公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が算出している目安単価である31円/kWhを基準とします。
1カ月あたりの電気代が100〜700円程度であることから、24時間換気システムの電気代は比較的軽微な負担にとどまると考えられます。
電気代を節約したい場合は24時間換気システムを止めてもいい?
24時間換気システムにかかる電気代はそれほど高くないとわかっていても、電気代が気になる方もいるでしょう。なかには、24時間換気システムを止めて電気代を節約したいと考えている方もいるかもしれません。
ここでは、24時間換気システムを停止しても問題がないかどうかについて、理由とともに解説します。
設置が義務付けられており基本的に止めるのはNG
節電したいと思っても、24時間換気システムは基本的に停止すべきではありません。
24時間換気システムは、2003年の改正建築基準法により、原則として住宅を含むすべての建築物で設置が義務付けられました。これは、揮発性有機化合物が原因とされるシックハウス症候群を、換気によって予防することを目的としています。
十分な換気を確保するため、24時間換気システムは原則として停止せず、常時稼働させる必要があります。
雨風が強い場合などは例外的に一時停止していいこともある
24時間換気システムは原則として常時稼働させる必要がありますが、雨風が強い場合や台風接近時などは、例外的に一時停止が認められる場合もあります。
雨の日であっても、室内の空気を循環させるためにシステムを稼働させ続けるのが基本とされていますが、台風のような悪天候時には、給気口から雨水が侵入する可能性があります。
そのため、一時的にシステムを停止したり、給気口周辺を覆ったりするなどの対策が推奨される場合もあります。
浴室・キッチン・トイレで個別に24時間換気した場合の電気代
24時間換気システムのほかに、浴室やキッチン、トイレで個別に換気扇を使用している場合もあるでしょう。換気扇といっても、設置場所によって種類や消費電力には違いがあります。
ここでは、浴室・キッチン・トイレで換気扇を使用した場合の電気代を解説します。
浴室の換気扇の1カ月あたりの電気代は、浴室乾燥機能の有無で異なるものの、210〜560円程度です。また、キッチンの換気扇の電気代は1カ月あたり約170〜640円、トイレの換気扇の電気代は1カ月あたり約60円とされています。
24時間換気システムと同様に、常時稼働させても電気代は大きな負担にならないといえます。
換気扇の電気代について詳しくは、以下の記事で紹介しています。
24時間換気システムや換気扇を使って常時換気するメリット
シックハウス対策として設置が義務付けられている24時間換気システムや、浴室・キッチン・トイレに設置された換気扇には、使用することでさまざまなメリットがあります。
電気代が大きな負担にならないことがわかったところで、24時間換気の具体的なメリットについて確認していきます。
湿気による結露やカビの発生を防ぐ
24時間換気システムや換気扇を使うことで、湿気による結露やカビの発生を防げます。
24時間換気をしていれば、室内の湿気を外に逃がせるため、結露やカビの発生を抑えやすくなります。特に、湿気がこもりやすい浴室やキッチンは、24時間換気による除湿効果が高いです。
結露やカビを防ぐことで掃除の手間も省けるため、24時間換気システムや換気扇で継続的に換気を行うことが大切です。
また、多くの住宅では木材が使用されているため、湿気を取り除くことで建物の寿命を延ばすことにもつながります。
木材が湿気で傷むと建物全体の劣化につながり、結果として多額の修繕費が発生するおそれがあります。わずかな電気代の支出でこれらのリスクを軽減できるため、長期的には経済的な効果も期待できます。
ホコリや花粉を排出できる
24時間換気システムや換気扇を使うことで、ホコリや花粉を排出することができる点も大きなメリットです。
24時間換気を行うことで、空気だけでなくホコリも室内にとどまらず排出されます。さらに、帰宅時に家に持ち込まれた花粉やPM2.5なども、換気によって排出されやすくなります。
ホコリや花粉を室内から排出することアレルギー対策にもなり、自宅でより健康的に過ごせるでしょう。
部屋のにおいを抑えられる
24時間換気システムや換気扇を常時稼働させることで、部屋のにおいを抑える効果も期待できます。
新しい空気を取り込んで古い空気を外に出すことで、においが部屋に充満しにくくなります。
トイレやキッチンなどのにおいがこもりやすい場所だけでなく、玄関やクローゼット、リビングなどのにおいも、常時換気によって抑えることが可能です。
24時間換気をしながら節電するためのポイント
24時間換気システムや換気扇を常時稼働させた場合の電気代が、それほど高額ではないことを解説しました。とはいえ、常に電気代が発生するため、できるだけ節電したいと考える方もいるでしょう。
24時間換気をしながら節電するためには以下のポイントがあります。
①換気中は外気の無駄な流入を防ぐ
②フィルターをこまめに掃除する
③エアコンを使うときは強さを調節する
④電力会社や契約プランを見直す
順番に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
①換気中は外気の無駄な流入を防ぐ
24時間換気システムや換気扇を常時稼働させる際は、窓やドアを適切に閉じることで、無駄な空気の流出入を防ぎ、節電につながります。
気密性を高めることで、空気の流れが24時間換気システムや換気扇に集中し、効率的な換気が可能になります。たとえば、浴室使用後に扉や窓を閉めて換気扇を使用すれば、湿気が効率的に排出され、無駄な電力消費を抑えることができます。
②フィルターをこまめに掃除する
フィルターをこまめに掃除することも、24時間換気システムや換気扇の電気代を抑えるためのポイントです。
24時間換気を継続していると、給気口やフィルターにホコリがたまります。フィルターが汚れると、換気の効率が低下し、より多くの電力を消費するため、電気代が増えてしまいます。
フィルターをこまめに掃除したり、定期的に交換したりして、換気の効率を保ちましょう。
③エアコンを使うときは強さを調節する
エアコンを使うときは、24時間換気システムの強さを調節することで電気代を抑えることが可能です。
24時間換気システムは室内と外の空気を入れ替えるため、夏の暑い日に使うと暖かい外気を取り込むことになります。冷気が逃げて暖気が取り込まれる状況になると、エアコンが高出力で運転を続けることになります。
その結果、エアコンの消費電力が増え、電気代が増加する可能性が高いです。
エアコンを使用するときは、24時間換気システムの設定を「弱」にして、暖かい空気を取り込みすぎず冷たい空気を逃しすぎないようにするのがおすすめです。
④電力会社や契約プランを見直す
24時間換気システムや換気扇にかかる電気代が気になるなら、電力会社や契約プランを見直すのもおすすめです。
電力会社によって、提供しているプランの内容や電気料金は異なります。そのため、電力会社やプランを変えるだけで電気代が下がる可能性があります。
現在の電気代が高いと感じているのであれば、自分にあうプランを選べていないかもしれません。今よりも電気代を抑えられる電力会社やプランがないか、検討してみましょう。
たとえば、「基本料金+従量料金」で電気代が決まるプランを契約している場合、基本料金が設定されておらず使った分だけの支払いで済むプランに乗り換えれば、今よりも電気代を抑えられる可能性があります。
まとめ
24時間換気システムの電気代は、1カ月あたり100〜700円程度とされており、比較的低コストといえます。浴室やキッチン、トイレなどで個別の換気扇を24時間稼働させる場合も、電気代の負担は比較的軽微にとどまります。
24時間換気をするメリットは大きいため、できるだけ換気を行うことが大切です。それでも電気料金の高さが気になる場合は、電力会社や契約しているプランの変更を検討してみてください。
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