エアコンで部屋が温まらない!暖房が効かない原因や雪が降る日の対処法を解説
寒い冬は、エアコン暖房を使用する家庭が多いです。そのため、エアコンの電源を入れても温まらない状況になると焦ってしまうでしょう。
エアコンの暖房で部屋が温まらない場合、故障を疑うことが多いですが、実際には故障以外の原因もいくつか考えられます。
本記事では、エアコンの暖房が効かず部屋が温まらない原因と対処法を紹介します。雪による影響についても解説するため、積雪量が多い地域の方もぜひ参考にしてください。
エアコンの暖房で部屋が温まらない原因として考えられること
エアコンの暖房を使っても部屋が温まらない原因は、いくつか考えられます。主な原因を以下に紹介するので、該当するものがないか確認してみてください。
- リモコンの設定ミスをしている
- 霜取り運転中である
- 室内機やその周辺に問題がある
- 室外機やその周辺に問題がある
- エアコンが故障している
①リモコンの設定ミスをしている
エアコンの暖房で部屋が温まらない場合、まずリモコンの設定ミスがないかを確認しましょう。正しく暖房をつけていると思っていても、実は何らかの操作ミスによって温まらなくなっていることがあります。
たとえば、秋冬に暖房を使用し始めた際に、冷房や除湿運転の設定が残っていたり、風量が『微』や『弱』に設定されていたりすると、十分に温まりません。特に、夏に冷風が直接体に当たらないように風向きを上に設定していた場合、温かい空気も天井付近にとどまってしまい、部屋全体が温まりにくくなることがあります。
②霜取り運転中である
エアコンの暖房を使っても部屋が温まらない場合、エアコンが霜取り運転になっている可能性があります。
霜取り運転とは、エアコンの室外機に霜が付着し、暖房の能力が低下するのを防ぐために搭載されているモードです。
室外機に霜が多くついてしまうと、空気を吸い込めなくなって稼働効率が下がるので、一時的に暖房運転を止めて霜を溶かす必要があります。寒波や雪で外気温が下がっていると、霜取り運転が発生しやすいです。
霜取り運転は停止できないため、除霜が完了して暖房が再開されるまで待つ必要があります。霜取り運転中は、「プシュー」や「ポコポコ」という音が聞こえることがありますが、故障ではないので安心してください。
③室内機やその周辺に問題がある
エアコンの室内機やその周辺に問題があると、暖房運転をしても部屋が温まらない場合があります。
たとえば室内機に内蔵されているフィルターが汚れると、空気の流れが悪くなるため暖房効率が低下し、部屋が十分に温まらなくなります。
また、エアコンの吹き出し口や吸い込み口付近にカーテンや家具があると、空気の流れを妨げ、温かい空気が部屋全体に届きにくくなります。
④室外機やその周辺に問題がある
室内機だけでなく、室外機やその周辺に問題がある場合にも、エアコン暖房で部屋が温まらない原因になります。
室外機の周囲に荷物や植物などの障害物があると、空気の取り込みが妨げられ、暖房効率が低下して部屋が温まりにくくなることがあります。
また、室外機の吸気口や排気口がホコリ、泥、落ち葉などで詰まると、ファンの動きが妨げられて暖房効率が下がり、部屋が十分に温まらなくなる可能性があります。
雪が多く降る地域では、雪が室外機の吸気口や排気口を塞ぐこともあるため、注意が必要です。
⑤エアコンが故障している
これまでに挙げたような原因が確認できない場合、エアコンが故障している可能性があります。
エアコンの室内機と室外機には、冷媒と呼ばれるガスが入っています。冷媒によって熱を移動させることで、冷暖房を行う仕組みです。
冷媒ガスは、配管の腐食や破損、経年劣化などによって漏れることがあります。人体には害はありませんが、ガスが漏れるとエアコンは正常に暖房運転ができなくなります。
エアコンの暖房で部屋が温まらないときの対処法
エアコンの暖房で部屋が温まらないときには、さまざまな対処法が考えられます。エアコン本体への対応だけでなく、部屋の環境を整えることも有効です。思い当たる原因に応じて、適切な対処を行いましょう。
- リモコンの設定を確認する
- 室内機や室外機の周辺に物を置かない
- 室内機や室外機のメンテナンスを行う
- 室外機が雪に埋もれないようにする
- 部屋の空気を循環させる
- 部屋の断熱性を高める
- 寒冷地用のエアコンに買い替える
①リモコンの設定を確認する
エアコンに異常がない場合でも、リモコンの設定によっては部屋が温まらないことがあります。まずは設定内容を確認しましょう。
主な確認ポイントは以下のとおりです。
- 冷房や除湿ではなく暖房にする
- 風量を「微」や「弱」から「自動」や「強」にする
- 風向きを下向きにする
設定温度が低すぎると十分に温まらないことがあるため、必要に応じて高めに設定してください。
なお、設定温度を上げても暖房が全く作動しない場合は、霜取り運転中の可能性があります。この間はリモコン操作をしても暖房が効かないため、霜が溶けて運転が再開されるまで15分ほど待ちましょう。
エアコンの設定温度について詳しくは、以下の記事で紹介しています。
エアコンの設定温度は何度が適切?快適性や節約のための冷房・暖房の使い方を解説
②室内機や室外機の周辺に物を置かない
室内機や室外機の周辺から物を取り除くことで、温まりにくい状況が改善される場合があります。
室内機や室外機には空気の吸排気口があり、そこが塞がれると空気の循環が妨げられ、暖房効果が低下します。
家具や雑貨などで空気の取り込みが妨げられていないか確認し、室内機や室外機の周囲には物を置かないようにしてください。
③室内機や室外機のメンテナンスを行う
室内機や室外機を定期的にメンテナンスすることで、エアコンが温まらない原因を解消できる可能性があります。
室内機や室外機が汚れていると、エアコンの運転効率が低下し、暖房を使用しても部屋が温まりにくくなる原因になります。
室内機のフィルターに汚れが溜まっていると効率が落ちるので、2週間に1回程度は掃除をしましょう。
また、室外機の吸気口や排気口が砂やホコリ、落ち葉などで詰まっていると、暖房効率が低下します。空気の通り道を確保するため、詰まりが見られる場合は速やかに掃除しましょう。
④室外機が雪に埋もれないようにする
雪が多く降る地域では、エアコンの室外機が雪に埋もれないよう対策を講じましょう。
室外機が雪に埋まると、吸気口や排気口が塞がれて暖房機能が低下します。防雪フードの設置や置台によるかさ上げなどで、積雪対策が可能です。
雪が積もった場合は、室外機の周囲30cm程度の雪を除去してください。落雪によって吸排気口が塞がれるのを防ぐため、室外機の上に積もった雪も取り除きましょう。
室外機に雪が積もっていても、お湯や水をかけて溶かしてはいけません。再凍結やエアコンの劣化、故障につながります。
⑤部屋の空気を循環させる
エアコンが正常に稼働しているのに部屋が温まらない場合は、空気が循環していない可能性があります。暖かい空気は上部に溜まりやすいため、対策が必要です。
空気を循環させるには、サーキュレーターの使用が効果的です。空気を攪拌することで温度ムラを解消し、エアコン暖房と併用すれば効率よく部屋全体を温められます。
エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、吹き出し口に向けて風を送るか、天井に向けて風を送れば空気が攪拌されます。
サーキュレーターの使い方や電気料金について詳しくは、以下の記事で紹介しています。
サーキュレーターの使い方は?冷暖房や換気など目的別に効果的な置き場所を解説
サーキュレーターの電気代はどのくらい?扇風機との比較や節約ポイントを解説
⑥部屋の断熱性を高める
エアコンの暖房機能に問題がないのに部屋が温まらない場合は、暖気が逃げている可能性があるため、部屋の断熱性を高めましょう。
以下のような簡単な方法で断熱性を高めることができるため、試してみることをおすすめします。
- ドアや窓の隙間をテープでふさぐ
- 厚手のカーテンで冷気を遮断する
- 窓に断熱シートを貼る など
⑦寒冷地用のエアコンに買い替える
寒冷地では、一般的な対処法を試しても部屋が温まらない場合、寒冷地用エアコンへの買い替えを検討することもひとつの選択肢です。寒冷地用のエアコンは暖房能力が高く、外気温が低くても安定した暖房が可能です。
寒冷地用エアコンには、低温下でも高い暖房性能を発揮する設計や、凍結防止ヒーター、強力なコンプレッサーなどの特徴があります。外気温が氷点下になる地域では、寒冷地用エアコンの導入を検討する価値があります。
温まらないエアコンの修理や買い替えを検討すべきサイン
部屋が温まらない原因がエアコンにあり、自分でできる対処法を試しても改善しない場合は、修理または買い替えが必要な可能性があります。
以下のような症状が見られる場合は、修理や買い替えを検討すべきサインです。該当するものがないか確認しておきましょう。
- 考えられる原因を解消してしばらく待っても動かない、または温まらない
- 電源は入るもののすぐに切れてしまう
- 購入から長い年数が経過している
エアコンの選び方について詳しくは、以下の記事で紹介しています。
エアコンの100Vは何畳まで使える?200Vとの違いや電気料金との関係を解説
考えられる原因を解消してしばらく待っても動かない・温まらない
考えられる原因を解消してからしばらく経ってもエアコンが動かない、または部屋が温まらない場合は、故障の可能性があります。
暖房を起動してから15分程度は、予熱運転や霜取り運転によりエアコンがすぐに稼働しないことがあります。ただし、長時間待っても動作しない場合は、本体の故障が疑われます。
エアコンは作動していても、温風が出ない、または十分に温まらない場合は、冷媒ガスの漏れが原因の可能性があります。こうした症状が見られる場合は、修理または買い替えの検討が必要です。
電源は入るもののすぐに切れてしまう
電源を入れるとエアコンが動くものの、すぐに停止してしまう場合、エアコン内部にある制御装置が故障していると考えられます。エアコンを自分で修理するのは困難なため、修理業者への依頼または買い替えを検討しましょう。
ただし、オートオフ設定やタイマー設定により、自動で停止している可能性もあります。遠隔操作機能付きの機種では、通信不良によって運転が停止することもあります。
運転が停止する設定になっていないかを確認し、設定に問題がなければ故障と考えて良いでしょう。
購入から長い年数が経過している
エアコンを購入してから年数が経過している場合、温まらない原因はエアコンの寿命による可能性が高いです。
エアコンの一般的な寿命は10年程度とされており、10年以上使用している場合は寿命による不具合が生じている可能性があります。
購入から長期間経っている製品は、メーカーが交換用の部品を保存する期間がすでに終了している可能性があります。部品がなければ修理できないため、性能が高い新しいモデルへの買い替えがおすすめです。
新しいモデルは省エネ性能に優れており、買い替えによって電気料金の削減が期待されます。
まとめ
エアコンの暖房をつけても部屋が温まらない場合は、多くの場合、エアコン本体やその周辺に原因があります。原因に応じた対処法を実践して、状況を改善しましょう。
対処を行っても部屋が温まらない場合は、エアコンが故障している可能性があります。その場合は、修理または買い替えの検討が必要です。古いモデルから新しい省エネ型エアコンに買い替えることで、電気料金の節約にもつながります。
冬季のエアコン暖房による電気料金の増加に悩んでいる場合は、電力会社の切り替えを検討するのも有効な手段です。
楽天でんきは、基本料金0円(※1)で使った分だけ支払う従量料金制なので、電気料金を抑えやすいです。
楽天でんきは利用料金200円につき楽天ポイントが1ポイント、ガス(※2)とセットなら100円につき1ポイント貯まります(※3)(※4)。また、貯まった楽天ポイントは電気料金の支払いに充当できます(※5)。
さらに、楽天でんきでの前月の利用金額が5,500円(税込)以上、かつクレジットカード決済の方は、楽天市場でのお買い物で「通常ポイント+0.5倍」の楽天ポイントが進呈されます(※6)。
楽天でんきを契約し、暖房性能に優れたエアコンや断熱グッズなどを楽天市場で購入すれば、ポイントを貯めやすいでしょう。
楽天でんきに興味がある方は、まず「料金シミュレーション」で試算してみてください。
料金シミュレーションはこちら
楽天でんきのお申し込みはこちら
(※1)「プランS」「プランM」が対象。「動力プラン」の場合、基本料金は0円ではありません。
(※2)楽天ガスは都市ガス(東京ガス、東邦ガス、関電ガス)が提供対象エリアです。詳しくはガス対象エリアページをご確認ください。
(※3)楽天ポイント進呈の基準となる金額は、電気料金とガス料金の税抜価格です。
(※4)楽天ポイントの進呈対象は、クレジットカードでお支払いいただいた料金となります。コンビニ払込用紙でのお支払いではポイント進呈対象にはなりません。
(※5)貯まったポイントは50ポイント(50円相当)からご利用料金に充当できます。
(※6)獲得条件および進呈ポイントの上限があります。「楽天でんき」のSPU詳細はこちら
ご利用金額の一部もしくは全額をポイントでお支払いいただいた場合もSPU対象になります。

