二人暮らしのガス代の平均はいくら?高くなる原因や節約方法も解説
二人暮らしを始めた方のなかには、「毎月のガス代が高すぎるのではないか」「どのくらいが平均なのか」といった疑問をもつ方も多いでしょう。
無駄なく快適に生活するためには、二人暮らしのガス代の平均額を把握し、効率的な節約方法を取り入れることが大切です。
本記事では、二人暮らしのガス代の平均額やガス代の仕組み、ガス代が高くなる原因を解説します。二人暮らしのガス代の節約方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
二人暮らしのガス代の平均額
総務省統計局の「2024年家計調査結果」によると、二人以上の世帯のガス代の平均額は4,497円です(※1)。
この平均額には都市ガスとプロパンガスの両方が含まれており、プロパンガス利用者はこれより数千円高くなる可能性があります。
(※1)出典:総務省「2024年家計調査結果|家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」
【季節別】二人暮らしのガス代の平均額
総務省統計局の家計調査結果によると、2024年1~12月の二人暮らしのガス代の平均額は以下のとおりです(※2)。
| 時期 | 二人暮らしのガス代の平均額 |
|---|---|
| 1月 | 5,664円 |
| 2月 | 6,271円 |
| 3月 | 6,169円 |
| 4月 | 5,961円 |
| 5月 | 5,075円 |
| 6月 | 4,365円 |
| 7月 | 3,791円 |
| 8月 | 3,259円 |
| 9月 | 2,844円 |
| 10月 | 2,961円 |
| 11月 | 3,281円 |
| 12月 | 4,327円 |
表から、ガス代が季節によって大きく変動していることが分かります。特に1月から4月は、気温の低下に伴ってお湯の使用量や暖房器具の稼働が増えるため、5,000〜6,000円台と高くなる傾向にあります。
一方で、夏場は水温が上がるためお湯を沸かすエネルギー使用量が減り、9月には年間で最も安い2,000円台まで下がります。このように、冬場は夏場の約2倍のコストがかかるため、それを踏まえた家計管理が重要です。
(※2)出典:総務省「家計調査(家計収支編)」
【地域別】二人以上世帯のガス代の平均額
総務省統計局の家計調査結果(2024年)によると、地域別の二人以上世帯のガス代の平均額は以下のとおりです(※3)。
| 地方 | 二人以上世帯のガス代の平均額 |
|---|---|
| 北海道地方 | 5,013円 |
| 東北地方 | 3,849円 |
| 関東地方 | 5,201円 |
| 北陸地方 | 4,114円 |
| 東海地方 | 5,004円 |
| 近畿地方 | 5,114円 |
| 中国地方 | 3,741円 |
| 四国地方 | 3,666円 |
| 九州地方 | 3,752円 |
| 沖縄地方 | 4,507円 |
地域別のガス代を見ると、関東や近畿、東海といった都市圏で5,000円を超える傾向があります。一方で、四国や中国、九州地方では3,000円台と比較的低めの水準に収まっています。
一般的に寒冷地ではガス代が高くなるイメージがありますが、北海道や東北では灯油を主な暖房・給湯手段とする世帯が多いため、ガス代のみの統計では目立って高くはなっていません。
ガス代の仕組み
ガス代は一般的に「基本料金」と「従量料金」の合計で決まります。基本料金は、ガスの使用量にかかわらず、毎月定額で発生する料金です。従量料金は、使ったガスの量に応じて加算され、使用量が多いほど高くなります。
都市ガス、プロパンガスのいずれも、ガスの原料である液化天然ガス(LNG)などの輸入価格の変動を、従量料金に反映させる「原料費調整制度」が導入されています。そのため、ガスの使用量が同じでも、国際情勢によって月々のガス代が変動することがあります。
二人暮らしのガス代が高くなる原因
二人暮らしのガス代が高くなる原因には、以下のようなものがあります。
- プロパンガスを利用している
- お風呂での使用量が多い
- 調理時に非効率なガスの使い方をしている
- 古い給湯器を使っている
それぞれ詳しく解説します。
プロパンガスを利用している
従量料金の単価は、都市ガスとプロパンガス(LPガス)で異なります。プロパンガス(LPガス)は自由料金のため、会社によって単価が変動しやすく、都市ガスよりも高くなる傾向があります。
一方、都市ガスは公共料金に近い性質があり、単価が比較的安定しているのが特長です。プロパンガスを利用している場合は、ガス代が高くなる可能性があるため、契約内容や使用状況を見直すことが重要です。
都市ガスとプロパンガスの違いについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。
都市ガスとプロパンガスの違いとは?仕組みや料金、メリット・デメリットを解説
お風呂での使用量が多い
二人暮らしでガス代が高くなる大きな要因は、給湯での使用量の増加です。冬場は水温が低いため、お湯を沸かすために大量のガスを消費します。
一人暮らしに比べてシャワーや入浴の回数自体が増えるうえに、入浴間隔が空くと追い焚きをする回数が増えるため、ガスの消費量が増えやすくなります。
特に長時間のシャワーや、バスタブのお湯を頻繁に張り替える習慣は、ガス代が高くなる原因となるため注意が必要です。
調理時に非効率なガスの使い方をしている
二人暮らしのガス代が高いときには、キッチンでのガスの使い方に無駄がある可能性があります。特に、鍋底から炎が大きくはみ出している状態では、熱が鍋の外に逃げてしまい、無駄にガスを消費します。
また、煮込み料理などで長時間火にかけている場合や、電子レンジで代用できる野菜の下茹でや解凍をすべてガスで行うと、ガス代が高くなる原因になります。
古い給湯器を使っている
給湯器には耐用年数があり、一般的に10年程度が目安とされています。古い給湯器は、内部の部品の劣化によりガスの燃焼効率が低下するため、同じ量のお湯を沸かすのにも新しい高効率な給湯器より多くのガスを消費します。
給湯器が古い場合は、管理会社に交換を相談するか、最新機種への買い替えを検討しましょう。賃貸物件の場合は、勝手に買い替えず、事前に管理会社や大家さんに相談することが重要です。経年劣化と認められれば、オーナー負担で交換してもらえる可能性があります。
二人暮らしのガス代の節約方法
二人暮らしのガス代の節約方法には、以下のようなものがあります。
①お風呂でのガスの使い方を見直す
②キッチンでのガスの使い方を見直す
③料金プランやガス会社を見直す
④都市ガス物件への引越しを検討する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①お風呂でのガスの使い方を見直す
二人暮らしのガス代を節約するためには、以下のようにお風呂でのガスの使い方を見直すことが重要です。
- 入浴時間を合わせる
- 浴槽の蓋を活用する
- 設定温度を下げる
- シャワーヘッドを交換する
お風呂のガス代の主な節約ポイントは、ガスの消費量が大きくなる追い焚き回数を減らすことです。二人が続けて入浴し、湯温が下がる間隔を空けないようにしましょう。
浴槽に蓋をすれば、熱を逃さず温度を維持しやすくなります。また、設定温度を下げればガス消費量を削減できます。
シャワーをこまめに止めることはもちろん、節水効果のあるシャワーヘッドに交換すれば、給湯量を減らせるでしょう。
②キッチンでのガスの使い方を見直す
キッチンでのガスは、1回の使用量は少ないものの、積み重なるとガス代が高くなる要因になります。以下のように調理を工夫すれば、キッチンでかかるガス代を抑えることにつながります。
- 電子レンジを活用する
- 鍋に蓋をする
- 炎を鍋底からはみ出させない
キッチンでのガス使用量を減らすためには、調理時間を短縮するのがポイントです。加熱時間の長い煮込み料理やゆで物をする際は、あらかじめ電子レンジで食材を予熱しておくと、コンロでの加熱時間を短縮できます。
鍋に蓋をすれば、熱を閉じ込められるので、加熱時間を短縮できます。また、鍋の底から炎がはみ出していると熱が逃げてしまい、余計なガスを消費することになるため、適切な火力への調整を心がけましょう。
③料金プランやガス会社を見直す
現在の生活スタイルにあっていない料金プランを利用している場合、ガス代が割高になる可能性があります。電力とガスをセットで契約することで割引を受けられる「セット割」を提供している会社もあります。セット割を利用することで光熱費の管理(請求)が一本化され、家計管理がしやすくなります。
複数の会社の料金プランを比較検討し、二人のライフスタイルに適した契約内容に見直しましょう。
④都市ガス物件への引越しを検討する
ガス代を根本的に抑えたい場合は、現在の物件がプロパンガスであれば、都市ガス物件への引越しを検討するのも一つの方法です。
一般的に、プロパンガスは都市ガスよりも料金が高く設定されています。物件探しの際に「都市ガス」であることを必須条件とすることで、毎月の固定費を削減できる可能性があります。
ただし、初期費用や引越しに伴う費用も考慮して検討してみましょう。
まとめ
二人暮らしのガス代は、季節や地域によって異なるものの、4,497円が平均です。ガス代が高くなる原因には、プロパンガスの利用のほか、お風呂やキッチンでの使用量の増加、古い給湯器の使用などが挙げられます。
ガス代を節約するためには、追い焚きを減らすといったお風呂の見直しや、電子レンジの活用などキッチンでの工夫が欠かせません。
根本的にガス代を抑えたい場合は、料金プランやガス会社の見直し、都市ガス物件への引越しを検討するのが効果的です。
ガス料金に限らず光熱費の高さが気になる場合は、電気契約の見直しも検討すると良いでしょう。
電力会社を見直すなら「楽天でんき」がおすすめです。電力会社を楽天でんきにすれば、利用料金200円(※4)につき1ポイント、ガス(※5)とセットなら100円(※6)につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります(※7)。貯まった楽天ポイントは利用料金に充当できます(※7)。
また、楽天でんきの前月の利用金額が税込5,500円以上かつクレジットカードによる決済をした方は、楽天市場で買い物をした際に「ポイント+0.5倍」が進呈されます(※8)。そのため、楽天市場で買い物をする機会が多い方は、おトクにご購入いただけます。
楽天ガスのお申し込みはこちら
楽天でんきのお申し込みはこちら
(※4)楽天ポイント進呈の基準となる金額は、電気料金とガス料金の税抜価格です。
(※5)楽天ガスは都市ガス(東京ガス、東邦ガス、関電ガス)が提供対象エリアです。詳しくはガス対象エリアページをご確認ください。
(※6)楽天ポイントの進呈対象は、クレジットカードでお支払いいただいた料金となります。
(※7)貯まったポイントは50ポイント(50円相当)からご利用料金に充当できます。
(※8)獲得条件および進呈ポイントの上限があります。「楽天でんき」のSPU詳細はこちら
ご利用金額の一部もしくは全額をポイントでお支払いいただいた場合もSPU対象になります。

