再熱除湿とは?エアコンの仕組みや電気料金・特徴・おすすめ活用シーンを解説
エアコンの再熱除湿は、部屋の快適性を高める便利な機能です。とはいえ、特徴や電気料金などについて詳しく知らない方も多いでしょう。
本記事では、エアコンの再熱除湿について解説します。再熱除湿の仕組みやメリット、向いているシーンなどを紹介します。併せて電気料金についても説明するため、節約しながらエアコンを使いたい方はぜひ参考にしてください。
エアコンの再熱除湿とは?仕組みを解説
再熱除湿とは、エアコンの除湿方式の一種です。室内機に取り込んだ空気を一度冷やして除湿し、その後温めて戻すことで、湿度を下げます。
再熱除湿は、すべてのエアコンに搭載されているわけではありません。また、メーカーごとに独自の呼称があるため、リモコンのメニュー画面や取扱説明書で確認しましょう。
再熱除湿は冷房ではなく除湿の機能であり、湿度を下げたいときに使用します。湿度は高すぎると快適性を損ない、カビやダニが発生しやすくなります。適切な湿度の目安は40〜60%とされているため、エアコンの再熱除湿などを活用して保つことが大切です。
湿度が高くなる原因やリスクについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。%とされているため、エアコンの再熱除湿などを活用して保つことが大切です。
再熱除湿のメリットとデメリット
エアコンの再熱除湿のメリットとデメリットを知ることで、適切に活用できるようになります。それぞれについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
再熱除湿のメリット
再熱除湿は、エアコンで除湿運転をしても室温が下がりにくい点がメリットです。
エアコンで除湿するには、室内の湿った空気を室内機に取り込んで冷やし、水分を分離させる必要があります。冷やした空気をそのまま部屋に戻すと室温が下がりますが、再熱除湿では再び温めてから部屋に戻すため、室温は下がりにくくなります。
部屋の湿度は高いものの室温が適切な場合は、再熱除湿を活用すれば快適さを損なわずに除湿できます。
再熱除湿のデメリット
エアコンの再熱除湿は、ほかの除湿方式や冷房機能よりも消費電力が多いため、電気料金が高くなりやすい点がデメリットです。
再熱除湿では、室内機に取り込んで冷やした空気をそのまま部屋に戻さず、再び温めてから戻します。つまり、冷やした空気を温めるために電力を消費するため、電気料金が高くなりやすいです。
再熱除湿は適切に使用しなければ、余分に電力を消費し、月々の電気料金の上昇につながる可能性があります。
再熱除湿と弱冷房除湿の違い
エアコンの除湿方式には、再熱除湿のほかに「弱冷房除湿」があります。
弱冷房除湿は、湿度を下げるために微弱な冷房運転を行う方式です。再熱除湿と弱冷房除湿はいずれも湿度を下げるための機能であり、冷房とは異なり除湿目的で使用されます。
同じ除湿機能でも、再熱除湿と弱冷房除湿では室温の変化や消費電力に違いがあるため、それぞれの特徴を確認しましょう。
| 冷房 | 再熱除湿 | 弱冷房除湿 | |
|---|---|---|---|
| 用途 | 室温を下げる | 湿度を下げる | 湿度を下げる |
| 室温 | 大きく下がる | あまり下がらない | やや下がる |
| 消費電力 | 中程度 | 多い | 少ない |
なお、エアコンの除湿と冷房の違いについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。
エアコンの除湿(ドライ)と冷房、電気代はどちらがおトクなの?上手な節約方法も紹介
室温の違い
再熱除湿では室温はあまり下がりませんが、弱冷房除湿ではやや下がります。
弱冷房除湿は、冷やした空気をそのまま室内に戻すため、弱い冷房をかけている状態となり、室温が下がります。一方、再熱除湿は冷やした空気を温めてから部屋に戻すため、室温は下がりにくくなります。
湿度と室温の両方を下げたいときには弱冷房除湿が便利ですが、室温を下げたくないときは再熱除湿を活用すると良いでしょう。
消費電力の違い
弱冷房除湿の消費電力はそれほど多くありませんが、再熱除湿の消費電力は多くなりやすい傾向があります。
弱冷房除湿は冷やした空気をそのまま部屋に戻しますが、再熱除湿は温めてから戻すため、その分多くの電力を消費します。室温が下がらない点はメリットですが、使い方によっては電気料金がかさむため、注意が必要です。
近年ではエアコンの省エネ性能が向上しており、再熱除湿と弱冷房除湿の消費電力に大きな差は生じにくくなっています。ただし、再熱除湿のほうが消費電力が大きい傾向は変わらないため、使い方をよく考える必要があります。
エアコンの冷房と除湿の電気料金について詳しくは、以下の記事で紹介しています。
再熱除湿が向いているシーンと避けたいシーン
再熱除湿は便利な機能ですが、使い方を誤ると十分な効果が得られない場合があります。また、消費電力が増えて電気料金が高くなる可能性もあります。再熱除湿が向いているシーンと避けたいシーンを確認し、冷房や弱冷房除湿と適切に使い分けましょう。
再熱除湿が向いているシーン
再熱除湿が向いているシーンは、梅雨時などの低温多湿の時期です。
再熱除湿を活用すれば、室温を下げずに湿気だけを取り除けます。まだ肌寒さを感じる梅雨時に使えば、部屋を寒くせずに湿気による不快感を軽減できます。
梅雨時以外では、春先の雨の日などにもおすすめです。湿度の高さが気になる一方で、肌寒く弱冷房除湿が使いにくい場合は、再熱除湿を活用しましょう。
再熱除湿を避けたいシーン
再熱除湿は、真夏など高温多湿の時期には適しません。
再熱除湿は冷やした空気を温めて部屋に戻すため、室温を下げる効果は期待できません。湿度だけでなく室温も下げたい真夏に使用すると、部屋が涼しくならないうえに消費電力も増加します。
高温多湿の時期には、冷房や弱冷房除湿を活用し、湿度と室温の両方を下げましょう。
再熱除湿の電気料金を節約する方法
再熱除湿は、室温を下げずに湿度だけを下げられるため、真夏以外の肌寒い時期におすすめです。とはいえ、消費電力が大きいため、電気料金の高さに悩んでいる方は使用をためらうこともあるでしょう。
再熱除湿を使用する場合でも電気料金を抑えられるよう、エアコンの使い方を工夫することが重要です。以下では、再熱除湿を利用しながら節約する方法を解説します。
- タイマー機能を活用する
- エアコンのメンテナンスをする
- 電力会社やプランを見直す
なお、エアコンの節約方法や電気料金について詳しくは、以下の記事で紹介しています。
エアコンの節約方法8選!電気料金の仕組みを理解して効率良く抑えよう
エアコンの電気代はどれくらい?つけっぱなしは節約になる?計算方法や節電方法を解説
エアコンを1カ月つけっぱなしにすると電気代はいくら?節電のコツも解説
①タイマー機能を活用する
再熱除湿で湿度を下げつつ、消費電力をできるだけ抑えたい場合は、タイマー機能の活用がおすすめです。
エアコンの再熱除湿を長時間稼働させると、電気料金が高くなります。そこで、タイマー機能を使って必要なときだけ再熱除湿を利用すれば、電気料金を抑えながら湿度を下げることが可能です。
タイマー機能は製品によって特徴が異なるため、自宅で使用しているエアコンの機能を確認して活用しましょう。
②エアコンのメンテナンスをする
エアコンのメンテナンスを定期的に行えば、再熱除湿を活用しても電気料金を抑えやすくなります。
エアコンのフィルターが汚れていると冷房能力が低下し、消費電力が増加して電気料金が高くなります。2週間に1回はエアコンのフィルター掃除をしましょう。
また、室外機の周辺に物を置いていると空気の流れが悪くなり、消費電力が増加します。室外機周辺のゴミや障害物を取り除き、エアコンがスムーズに稼働できるようにしましょう。
③電力会社やプランを見直す
再熱除湿を使いたいものの、電気料金の高さから使用をためらっている場合は、電力会社や電気料金プランの見直しを検討しましょう。
電力の小売自由化により、消費者は電力会社や電気料金プランを自由に選んで契約できるようになりました。
基本料金がかからず使用量に応じて電気料金を支払うプランや、時間帯によって料金が変わるプランなどがあり、ニーズにあわせて契約できます。現在よりも電気料金を抑えられるプランに乗り換えれば、再熱除湿を使用しても電気料金を抑えられるでしょう。
電力自由化や電力会社の乗り換えについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。
まとめ
エアコンの再熱除湿を活用すれば、梅雨時などの肌寒い時期に、室温を下げずに湿度を抑えられます。弱冷房除湿よりも消費電力が多いため、電気料金は高くなりやすいものの、工夫して使えば部屋の快適性を保てます。
再熱除湿機能を搭載したエアコンを使用している場合は、弱冷房除湿や冷房と上手に使い分けて、電気料金を節約しましょう。
電気料金の高さが気になる場合は、電力会社や電気料金プランを切り替えて出費を抑える方法が有効です。電力会社の変更を検討しているなら、楽天でんきがおすすめです。
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楽天でんきに興味がある方は、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
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