600Wの電気代はいくら?

消費電力600Wの家電製品を使ったときの電気代の目安は、1時間あたり約18.6円です。

電気代 = 消費電力(W)÷1,000 × 使用時間(h)× 電気代(円/kWh)
600W ÷ 1,000 × 1h × 31円/kWh(※1) = 18.6円

(※1)本記事では、電気代(円/kWh)を公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込)として試算しています。

また、1分・1時間・1カ月あたりの電気代の目安は、それぞれ以下のとおりです。

使用時間 電気代(目安)
1分あたり 約0.31円
1時間あたり 約18.6円
1カ月(1時間×30日間)あたり 約558円

なお、1kWhあたりの単価は契約している料金プランによって異なります。また、家電製品によっては常に600Wで運転するわけではないため、上記はあくまで目安として捉えてください。

1kWhあたりの単価や電気代の計算について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

消費電力の計算方法は?電気料金の求め方や節電方法も解説

1kWhあたりの電気代はいくら?電気代の内訳や節電方法を解説

家電の「600W」表示が実際の消費電力とは限らない%

家電製品に表示される「600W」は、実際の消費電力と一致しない場合があります。

たとえば電子レンジ本体に表示されている「600W」などの数値は、加熱に使われるエネルギー量を示す「定格高周波出力」であり、消費電力そのものではありません。消費電力の目安を知りたい場合は、取扱説明書や仕様書などを確認しましょう。

また、エアコンのように運転状況によって消費電力が大きく変動する家電もあります。そのため、消費電力が600Wと記載されていても、あくまで目安の一つであり、実際の電気代は使用状況によって変わります。

消費電力の基本について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

定格消費電力とは?消費電力との違いや電気代の計算方法を解説

消費電力600Wの主な家電製品と電気代の目安

家電製品によっては、「600W」が実際の消費電力を示す場合と、そうでない場合があります。また、使用頻度や時間によっても電気代は異なります。

以下では、600W表示の家電や消費電力600W前後の主な家電製品について、電気代の目安を紹介します。

なお、消費電力が大きい家電製品について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

家電消費電力ランキング!電気料金の目安や家電ごとの節電ポイントを解説

電子レンジの電気代

電子レンジの600W表示は、加熱に使われる定格高周波出力を示しており、実際の消費電力とは異なる場合があります。

たとえば、実際の消費電力を1,200Wとして2分間使用した場合、電気代の目安は約1.24円です。

電気代(目安)
1回(2分間)あたり 約1.24円
1カ月(2分間×30日間)あたり 約37.2円

電子レンジの電気代について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

電子レンジの電気代はどれくらい?計算方法や節電方法を解説

エアコンの電気代

エアコン(8畳用)を仮に消費電力600Wとして1日8時間運転した場合、電気代の目安は約148.8円です。

電気代(目安)
1時間あたり 約18.6円
1日(8時間)あたり 約148.8円
1カ月(8時間×30日間)あたり 約4,464円

ただし、エアコンの消費電力は室内外の温度と設定温度の差で大きく変動します。そのため、実際の電気代は常に600Wで運転した場合とは異なることがあります。

エアコンの電気代について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

エアコンの電気代はどれくらい?つけっぱなしは節約になる?計算方法や節電方法を解説

こたつの電気代

消費電力600Wのこたつを使用した場合、1時間あたりの電気代は約18.6円です。

電気代(目安)
1時間あたり 約18.6円
1日(8時間)あたり 約148.8円
1カ月(8時間×30日間)あたり 約4,464円

なお、こたつの消費電力は90~600W程度が一般的な目安であり、ほかの暖房器具に比べて電気代は安くなる傾向があります。

こたつの電気代について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

こたつの電気代はエアコンより安い?ほかの暖房器具との比較や節約方法も解説

電気ストーブの電気代

消費電力600Wの電気ストーブを2時間使用した場合、電気代の目安は約37.2円です。

電気代(目安)
1時間あたり 約18.6円
1日(8時間)あたり 約37.2円
1カ月(8時間×30日間)あたり 約1,116円

電気ストーブの消費電力は160~1,500W程度であり、暖房器具のなかでも比較的高めです。長時間使用する場合は、エアコンと併用するなど使い方を工夫しましょう。

電気ストーブの電気代について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

電気ストーブは電気代が安い?高い?ほかの暖房器具との比較結果や節約方法を解説

ドライヤーの電気代

消費電力600Wのドライヤー(弱風)を使用した場合、5分間で約1.55円、10分間で約3.1円の電気代がかかります。

1回あたりの使用時間 1日あたりの電気代(目安) 1カ月あたりの電気代(目安)
5分間 約1.55円 約46.5円
10分間 約3.1円 約93円

なお、一般的にドライヤーの消費電力が600W程度になるのは「弱風」で運転した場合です。強風モードは消費電力が大きく、長時間使用すると電気代がかさむ傾向があります。

ドライヤーの電気代について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

ドライヤーの電気代は高い?10分使った場合は?すぐできる節約方法を紹介

布団乾燥機の電気代

消費電力600Wの布団乾燥機を60分・90分・120分使用した場合の電気代(目安)は、約18.6~37.2円です。

1回あたりの使用時間 1日あたりの電気代(目安) 1カ月あたりの電気代(目安)
60分間 約18.6円 約558円
90分間 約27.9円 約837円
120分間 約37.2円 約1,116円

600Wの家電製品にかかる電気代の節約方法

600Wの家電製品にかかる電気代の節約方法

消費電力600Wの家電製品は、短時間の使用であれば電気代への負担はそれほど大きくないものの、使用時間が長くなると電気代がかさみやすくなります。

一方で、各家電製品の使い方を見直し、使用時間を短くしたり効率を高めたりすれば、電気代の節約につながります。この章では、家電製品ごとに効果的な節約方法を紹介します。

電気代の節約術について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

電気代を節約するには?すぐできる節約術7選や効果的な方法をわかりやすく解説

電子レンジの節約方法

電子レンジを効率良く使うための主なポイントは以下のとおりです。

  • 電子レンジ内を清潔に保つ
  • 適度な量を入れる
  • 食品を庫内の適切な位置に置く
  • 必要以上に加熱しない

一般的に、フラット式の電子レンジは食品を中央に、ターンテーブル式の電子レンジは食品を外側に置くと効率的です。また、肉や魚を解凍する際は、半解凍で加熱をやめて自然解凍すれば、電気代を節約できるだけでなく、風味や食感も保ちやすくなります。

エアコンの節約方法

エアコンは消費電力が大きく、使用時間も長くなりやすいため、家電製品の中でも優先的に使い方を見直したい製品です。以下のポイントを意識しましょう。

  • 設定温度を控えめにする
  • サーキュレーターを併用して空気を循環させる
  • 湿度を調整する
  • 夏はカーテンで日差しを遮断する
  • 冬は日中の日差しを取り込む
  • フィルターをこまめにお手入れする
  • 室外機の周りをきれいにする
  • 短時間(30分程度)の外出時は運転を継続する

エアコンの節約方法について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

エアコンの節約方法8選!電気料金の仕組みを理解して効率良く抑えよう

こたつの節約方法

こたつは、暖房器具の中でも電気代への負担が比較的小さい家電製品です。以下のポイントを意識することで、さらに節約できる可能性があります。

  • 設定温度を「中」や「弱」にする
  • 床に厚手のラグを敷く
  • 1枚多く着て上半身を暖める
  • こたつのサイズにあった掛け布団を使用する
  • タイマー機能を活用する

暖房器具の節約について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

暖房器具のコスパランキング!電気料金を効率的に節約するアイデアとともに紹介

電気ストーブの節約方法

電気ストーブは、特定の場所を効率良く暖められる一方で、長時間使用すると電気代がかさみやすい傾向があります。節約につなげるには、使用時間を抑えることに加え、暖房効率を高める工夫が重要です。

  • 温度を控えめに設定する
  • ほかの暖房器具と併用する
  • 加湿器などで湿度を調整する
  • 重ね着で体感温度を上げる
  • 外出時や就寝時は早めに電源を切る

ドライヤーの節約方法

ドライヤーを節電するには、使用時間を短縮する工夫を意識しましょう。

  • ドライヤーの前にタオルドライを行う
  • 吸水性の高いタオルを使う
  • 地肌を乾かす
  • 温風・冷風や風量を切り替える

効率良く乾かすことで、電気代の節約だけでなく、髪への負担軽減にもつながります。

布団乾燥機の節約方法

布団乾燥機の電気代を抑えるには、温風が効率よく行き渡るように使うことがポイントです。具体的には、以下の点を意識することで電気代を節約できる可能性があります。

  • 温風を逃がさないように設置する
  • 運転モードを切り替える
  • 温風が行き渡るように掛け布団を軽く持ち上げる
  • 布団を複数枚重ねない
  • 定期的にフィルターを掃除する

電気代の節約には電力会社・料金プランの見直しも有効

家電製品の使い方に加えて、電力会社や料金プランの見直しも検討しましょう。

料金体系や単価は料金プランによって異なるため、家族構成や在宅時間などライフスタイルにあわせて選べば、使用方法を変えなくても電気代を節約できる可能性があります。以下は料金プランの一例です。

  • 曜日や時間帯に応じて単価が変動するプラン
  • 基本料金がないプラン
  • 他サービスとのセット割引
  • 長期契約による割引など

また、電力会社の乗り換えはインターネットで手続きできる場合が多く、一般的には現在契約している電力会社への解約手続きや工事も不要です。

電力会社やプランの乗り換えについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。

電力会社や電気プランは乗り換えできる?電気料金は変わる?選び方や注意点を解説

まとめ

消費電力が600Wの家電製品を使用すると、1時間あたり約18.6円、1日1時間の使用を1カ月(30日)続けると約558円の電気代がかかります。長時間使用すると電気代がかさみやすくなるため、使用時間を短くしたり、効率を高めたりする工夫をしましょう。

また、電気代の節約には、電力会社や料金プランの見直しも有効です。楽天でんきは基本料金0円のシンプルな料金体系を採用しており、従量料金の単価も一律のため、電気使用量が増えても単価が上がりません(※2)。

でんき単体ならご利用料金200円につき1ポイント、楽天ガス(※3)とのセットなら100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まり(※4)(※5)、貯まった楽天ポイントはお支払いにも充当できます(※6)。

さらに、楽天でんきの前月の利用金額が税込5,500円以上かつクレジットカード決済を利用した方は、楽天市場で買い物した際に「ポイント+0.5倍」が進呈されます(※7)。電気料金のお支払いや普段のお買い物で実質的な負担を軽減したいと考えている方は、ぜひ楽天でんきをご検討ください。

楽天でんきのお申し込みはこちら

(※2)「プランS」「プランM」が対象。「動力プラン」の場合、基本料金は0円ではありません。
(※3)楽天ガスは都市ガス(東京ガス、東邦ガス、関電ガス)が提供対象エリアです。詳しくはガス対象エリアページをご確認ください。
(※4)楽天ポイント進呈の基準となる金額は、電気料金とガス料金の税抜価格です。
(※5)楽天ポイントの進呈対象は、クレジットカードでお支払いいただいた料金となります。コンビニ払込用紙でのお支払いではポイント進呈対象にはなりません。
(※6)貯まったポイントは50ポイント(50円相当)からご利用料金に充当できます。
(※7)獲得条件および、進呈ポイントの上限があります。「楽天でんき」のSPU詳細はこちら
ご利用金額の一部もしくは全額をポイントでお支払いいただいた場合もSPU対象になります。

この記事を監修した人
この記事を監修した人の写真
新井 智美(あらい ともみ)

ファイナンシャルプランナー。2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。これまでの執筆・監修実績は3,000本以上。