一人暮らしのオール電化の電気代の平均はいくら?

2024年の総務省統計局の家計調査によると、2025年における単身世帯の電気代の平均は月7,337円、ガス代の平均は月2,999円です(※1)。

一方のオール電化住宅では、給湯・調理・空調をすべて電気でまかなうため、電気代だけを見ると、ガス併用の一般住宅より高くなる傾向があります。

たとえば、関西電力が公表しているデータでは、オール電化住宅における一人暮らし世帯の電気代の平均は月10,777円です(※2)。

ただし、実際の金額は住んでいる地域や設備、生活スタイルによって変動します。

(※1)出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)単身世帯 2025年」
(※2)出典:関西電力「オール電化世帯人数別の電気代平均額」

季節別の電気代の変化

一人暮らしのオール電化の電気代は、季節によって大きく変動します。

総務省の家計調査をもとにした単身世帯の傾向を見ると、最も電気代が高くなりやすいのは冬の1〜3月期です。

冬はほかの季節と比べて、電気代が月あたり約2,000〜3,000円ほど高くなることもあります。

冬場に電気代が高くなる理由のひとつが、暖房と給湯にかかる電力消費の増加です。

特に、オール電化住宅で広く使われているエコキュートは、外気の熱を利用してお湯を沸かす仕組みです。そのため、外気温が下がる冬は空気中の熱を取り込みにくくなり、お湯を沸かすために多くの電力を必要とします。

さらに、冬は水道水の温度が低く、設定温度まで温める際の負荷が大きくなるため、消費電力が増えやすくなります。

逆に春や秋は、冷暖房の使用が控えめになるため、電気代も比較的落ち着く傾向があります。

一人暮らしでオール電化とガス併用はどちらが安い?

総務省の家計調査によると、2024年の単身世帯の平均額は電気代が7,337円、ガス代が2,999円です(※3)。

つまり、ガス併用の一人暮らしでは、電気代とガス代を合わせた月額の目安は月1万円前後となります。

ガス併用住宅では、電気代に加えてガスの基本料金や従量料金がかかるため、光熱費は電気代だけでは済みません。

一方、オール電化住宅では給湯・調理・空調をすべて電気でまかなうため、電気代だけを見ると高く見えがちです。

ただし、ガスの基本料金がかからないことや、夜間料金が安いプランを利用することで差が縮まるケースもあります。

そのため、オール電化が一概に高いとは言えません。設備の性能や生活時間帯も含めて総合的に判断することが大切です。

なお、一人暮らしの光熱費の平均について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

一人暮らしの光熱費の平均はいくら?電気・ガス・水道料金の内訳や節約方法を解説

(※3)出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)単身世帯 2025年」

オール電化の電気代が高くなる原因

オール電化の電気代が高くなる原因

オール電化の電気代が高くなる原因として、まずエコキュートの仕組みが挙げられます。

エコキュートは外気温が低いほど効率が下がり、消費電力が増えやすくなるため、冬場は電気代が上がりやすい傾向があります。

もうひとつの原因は、料金プランの料金体系です。オール電化向けの時間帯別プランは、夜間の電力単価を抑える代わりに、昼間の電力単価が高めに設定されています。そのため、テレワークなどで日中の在宅時間が長い方は、電気代が高くなりやすくなります。

なお、オール電化の電気代平均について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

オール電化の電気代は?世帯人数別の平均や高くなる原因・節約方法を紹介

一人暮らしのオール電化住宅に最適な電気料金プランの選び方

オール電化住宅向けには、時間帯によって電気代が変わる料金プランが各社から用意されています。

また、楽天でんきの「オール電化プラン」のように、市場連動型で30分ごとに単価が変動するプランもあるため、自分の生活スタイルに合うプランを比較し、選ぶことが重要です。

夜間や早朝に電気の使用時間を移しやすい方は、時間帯別プランの恩恵を受けやすくなります。逆に在宅時間が日中中心の方は、時間帯別ではない一般的な料金プランの方が向いている場合もあります。

電気代が安い時間がある料金プランについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。

電気代が安い時間がある料金プランはおトク?向いている世帯と選ぶポイント

オール電化で一人暮らしをする場合に電気代を節約する方法

オール電化で一人暮らしをする場合に電気代を節約する方法

オール電化住宅で一人暮らしをする場合に電気代を節約するには、いくつかの工夫が効果的です。

まず給湯の使い方を見直すことが基本です。シャワーの時間を短くしたり、追い焚きの回数を減らしたりすることで、消費電力を抑えられます。

次に、エコキュートの設定を見直しましょう。保温設定や沸き上げ温度を季節にあわせて調整するだけでも、消費電力を抑えられます。

エアコンの設定温度も見直したいポイントです。冷房は26〜28℃、暖房は20〜22℃を目安にすることで、過剰な電力消費を防げます。

具体例として、環境省の家庭部門のCO2排出実態統計調査では、冷房時の設定温度を1℃上げることで、約13%の消費電力削減になると示されています(※4)。

洗濯機や食器洗い機など消費電力の大きい家電は、夜間時間帯にまとめて使用すると、電気代を抑えやすくなります。

待機電力の削減も意識しましょう。使っていない家電のプラグをこまめに抜くだけでも効果があります。

資源エネルギー庁の調査によると、待機電力は家庭の年間消費電力量の約5.1%を占めるとされています(※5)。

さらに電気代を安く抑えるための節約術について詳しくは、以下の記事で紹介しています。

電気代を節約するには?すぐできる節約術7選や効果的な方法をわかりやすく解説

(※4)出典:財団法人省エネルギーセンター「「省エネライフスタイルチェック25」の各種行動と省エネ効果に関する調査報告書」(平成17年3月)
(※5)出典:資源エネルギー庁省エネルギー対策課「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」

電力会社を見直して電気代をさらに節約しよう

電力自由化により、電力会社や料金プランは自由に選べるようになっています。生活スタイルに合った電力会社へ切り替えることで、電気代の節約が期待できます。

たとえば、楽天でんきは、基本料金0円のシンプルな料金体系を採用しています(※6)。市場連動型のプランもあるため、電力の市場価格が安い時間帯に電気の使用を移すことで、電気料金を抑えやすい点が特徴です。

また、でんき単体ならご利用料金200円(※7)につき1ポイント、楽天ガス(※8)とのセットなら100円(※7)につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります(※9)。貯まった楽天ポイントはお支払いに充当することが可能です(※10)。

さらに、前月の利用金額が税込5,500円以上かつクレジットカード払いの方は、楽天市場でのお買い物時に「ポイント+0.5倍」が進呈されます(※11)。

オール電化向けの料金プランも提供しており、電源単価(※12)には、燃料価格や電気の需要供給のバランスに応じて変動する30分ごとの市場価格(※13)を導入しています。電気の使い方を工夫することで、電気料金をより抑えることができます。

自分の利用状況を確認し、料金シミュレーションで比較してみることをおすすめします。

時間帯によって料金が変動する市場連動型プランについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。

市場連動型プランの電気料金はどう決まる?仕組みやメリット・デメリットを解説

まとめ

オール電化住宅で一人暮らしをする場合の電気代は、月1万円前後が目安です。ただし、季節や生活スタイルによって変動し、特に冬は暖房や給湯の影響で1.3万円前後になることもあります。

一方で、ガス代がかからない反面、昼間の在宅時間が長い場合は電気代が高くなりやすい点に注意が必要です。電気代を抑えるには、夜間割引プランの活用やエコキュートの設定の見直し、生活習慣の工夫が効果的です。

また、電力会社の見直しも節約につながります。楽天でんきは、基本料金0円のシンプルな料金体系を採用しており、楽天ポイントの還元を受けられる点も特徴です。

電気代の節約や電力会社の切り替えを検討している方は、楽天でんきも選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

楽天でんきのお申し込みはこちら
楽天ガスのお申し込みはこちら
オール電化プランの詳細はこちら

(※6)「プランS」「プランM」が対象。「動力プラン」の場合、基本料金は0円ではありません。
(※7)楽天ポイント進呈の基準となる金額は、電気料金とガス料金の税抜価格です。
(※8)楽天ガスは都市ガス(東京ガス、東邦ガス、関電ガス)が提供対象エリアです。詳しくはガス対象エリアページをご確認ください。
(※9)楽天ポイントの進呈対象は、クレジットカードでお支払いいただいた料金となります。
(※10)貯まったポイントは50ポイント(50円相当)からご利用料金に充当できます。
(※11)獲得条件および進呈ポイントの上限があります。「楽天でんき」のSPU詳細はこちら。
ご利用金額の一部もしくは全額をポイントでお支払いいただいた場合もSPU対象になります。
(※12)電源単価とは、電気料金のうち電力量料金の算定で用いられる単価をいいます。電気料金は、電力量料金にサービス料金と再生可能エネルギー発電促進賦課金を加算して算定します。
(※13)一般社団法人日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場の約定価格をいいます。市場価格は季節や時間等によって変動します。市場価格が高騰した時間帯に家電を多く使うことで、電気料金が高くなる可能性があります。

この記事を監修した人
この記事を監修した人の写真
鶏冠井 悠二(かいで ゆうじ)

1級FP技能士・CFP・証券外務員一種・投資診断士・節約生活スペシャリスト・クレジットカードアドバイザー®

コンサルタント会社、生命保険会社を経験した後、ファイナンシャルプランナーとして独立。「資産形成を通じて便利で豊かな人生を送って頂く」ことを目指して相談・記事監修・執筆業務を手掛ける。担当分野は資産運用、保険、投資、NISAやiDeCo、仮想通貨、相続、クレジットカードやポイ活など幅広く対応。現在、WEB専門のファイナンシャルプランナーとして活動中。