一人暮らしの電気代は?

一人暮らし世帯の2023年の電気代は月額平均6,726円、年間に換算すると8万712円です。

月額平均
2019年 5,700円
2020年 5,791円
2021年 5,482円
2022年 6,808円
2023年 6,726円

ただし、電気代は季節や地域によっても異なるため、それぞれ平均額をご紹介します。

【季節別】一人暮らしの電気代

2023年の季節ごとの一人暮らしの電気代平均は以下のとおりです。

時期 月額平均
2023年1~3月期 9,340円
2023年4~6月期 5,486円
2023年7~9月期 5,842円
2023年10~12月 5,833円

一般的に、暖房器具の使用が増える冬場(1~3月期)は、電気代が高くなる傾向があります。冬場は外気温と暖房器具の設定温度の差が大きく、夏場と比べてより多くのエネルギーを使うからです。

また、日照時間が短く、照明を多く使うことも冬場の電気代が高くなる理由の1つです。

【地域別】一人暮らしの電気代

電気代は、地域によっても差が生じます。2023年の地域別の一人暮らしの電気代平均は、それぞれ以下のとおりです。

地域 月額平均
北海道・東北地方 8,103円
関東地方 6,635円
北陸・東海地方 7,252円
近畿地方 6,052円
中国・四国地方 7,394円
九州・沖縄地方 5,513円

北海道・東北地方や北陸・東海地方、中国・四国地方は、電気代が高い傾向があります。また、都市階級区分で見てみると、人口が多い都市の電気代は、少ない都市と比べて安い傾向にあることが分かります。

都市階級区分(※2) 月額平均
大都市 6,441円
中都市 6,730円
小都市・町村 7,172円

(※2)「大都市」は政令指定都市および東京都区部、「中都市」は大都市を除く人口15万以上の市、「小都市・町村」は人口15万未満の市および町村を指します。

電気代の内訳

月々の電気代は、基本料金、電力量料金(燃料費調整額・市場価格調整額を含む)、再生可能エネルギー発電促進賦課金の3つで構成されています。

電気代を構成する各要素について、以下で詳しく紹介します。

基本料金

基本料金とは、電力会社が契約プランごとに設定した固定料金です。使用した電力量にかかわらず発生する料金で、電力会社によっては「最低料金」とも呼ばれます。

基本料金の料金体系は、大きく「アンペア制」と「最低料金制」に分けられ、どちらを採用しているかは電力会社によって異なります。

アンペア制 契約のアンペア数(ブレーカーの容量)に応じて基本料金が決まる料金体系
最低料金制 契約のアンペア数にかかわらず、1契約あたりの最低料金が一律で決められている料金体系

最低料金制の「最低料金」には、一定の電気使用量料金が含まれています。一定以上の電力を使用すると、その分の料金が上乗せで発生する仕組みです。

16年の電力自由化以降は、様々な料金プランが登場しており、基本料金が0円のプランを提供している電力会社もあります。

電力量料金

電力量料金は、使用した電力量に応じて発生する料金です。電気を多く使用するほど高くなります。

使用電力量に応じて計算した金額(電力量料金単価×1カ月の使用電力量)に燃料費調整額・市場価格調整額を加える、または差し引いて計算します。

電力量料金単価とは、各電力会社が定めている「1kWh(1kWの電力を1時間使ったときに使用した電力量)」あたりの料金です。

電力自由化前は、電力量料金単価を3段階に分けて設定する「3段階料金」が採用されていました。

区分 使用電力量
第1段階料金 120kWhまで
第2段階料金 120kWh超~300kWhまで
第3段階料金 300kWh超

電力自由化後は単価設定も多様化しており、2段階料金を採用するところや、時間帯や平日・休日、季節に応じて単価が変わるプランを提供するところもあります。

電力料金に含まれる燃料費調整額、市場価格調整額について、以下で詳しく紹介します。

燃料費調整額

電気代には、燃料費調整制度が設けられています。燃料費調整制度とは、燃料費の価格(原油・LNG・石炭の全日本平均の輸入燃料価格)変動に応じて電気代を自動調整する仕組みです。

電気をつくるのに必要な燃料は、市場や為替レートなどの外部要因によって価格が変動します。そのため、燃料価格が上がると電気代も高くなり、下がると低くなる仕組みが設けられています。

燃料費調整額の計算式は、以下のとおりです。なお、燃料費調整額は電力会社によって異なります。

燃料費調整単価×1カ月の使用電力量

市場価格調整額

電力会社によっては、燃料費調整制度に加えて市場価格調整制度を導入している場合があります。市場価格調整制度とは、卸電力取引市場での市場価格の変動を電気料金に反映させるための制度です(※3)。
電気の市場価格は、燃料価格や為替レートなどの影響を受けます。そのため、市場価格が上がると電気代も高くなり、市場価格が下がると電気代も低くなるように市場価格調整制度が設けられています。市場価格調整額の計算式は以下のとおりです。なお、市場価格調整単価は電力会社によって異なります。

市場価格調整単価×1カ月の使用電力量

つまり、電力量料金は以下の式で算出されます。

電力量料金単価×1カ月の使用電力量±燃料費調整額(燃料費調整単価×1カ月の使用電力量)±市場価格調整額(市場価格調整単価×1カ月の使用電力量)

(※3)市場価格調整制度が導入されていない電力会社もあります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、電力会社が再生可能エネルギーを買い取るのに要した費用を、利用者が電力使用量に応じて負担するものです。単価に電気使用量を乗じて算出した金額を、毎月の電気代の一部として支払います。

再生可能エネルギー発電促進賦課金=再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×1カ月の使用電力量

なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価は、経済産業大臣が毎年度決定し、毎年5月分から翌年4月分の電気代に適用されます。2024年度の単価は3.49円/kWhです。

一人暮らしの電気代が高くなる理由

一人暮らしをすると、光熱費だけでなく家賃や通信費など、毎月様々な費用がかかります。電気代がかさみ、毎月のやりくりが大変だと感じている方もいるかもしれません。

一人暮らしの電気代が高いと感じている方に向けて、考えられる理由を解説します。

  • 消費電力の大きい家電を使っている
  • 契約アンペア数が大きい
  • 電力会社やプランがライフスタイルにあっていない

消費電力の大きい家電を使っている

エアコン、冷蔵庫、照明、テレビなどの消費電力が大きい家電を頻繁に使うと、電気代がかさみます。環境省のデータ(※4)によると、家電ごとの消費電力量はそれぞれ以下のとおりです。

家電 割合
エアコン 14.7%
冷蔵庫 14.3%
照明 13.5%
テレビ 9.4%
パソコン 3.9%
ビデオレコーダー 2.4%
電気ポット 2.3%
温水暖房便座 2.0%
電気コンロ 1.9%
電気炊飯器 1.7%
除湿器 1.5%
電子レンジ 1.3%
モデム・ルーター 1.2%
浴室乾燥機 1.1%
食器洗い乾燥機 1.0%
洗濯乾燥機 0.6%
その他 27.4%

例えば、31円/1kWhのプランで、消費電力1,000Wのエアコンを5時間使用した場合の電気代は、1kWh×5時間=5kWh、5kWh×31円=155円となります。20日間使用したとすると、3,100円の電気代がかかる計算です。

電気代が高いと感じる方は、消費電力の大きい家電を中心に使い方を見直せば、効率良く節約できます。

(※4)出典:環境省デコ活「省エネ製品に買換えて地球に優しい家庭を作ろう!」

契約アンペア数が大きい

一人暮らしで電気代が高いと感じる場合、契約アンペア数があっていない可能性があります。

アンペア制の料金体系を採用している電力会社では、契約アンペア数に応じて基本料金が決まります。アンペア数とは、同時に使用できる電気の量を表すものです。

契約アンペア数が大きいほど、一度に使用できる電力量が増えるため便利ですが、その分基本料金が高くなります。一般的に、一人暮らしの場合の契約アンペア数は、20~30A程度が目安です。

主要な電化製品のアンペア数を以下にまとめました。目安ですが、契約アンペア数を検討する際の参考にしてください。

電化製品 アンペア(目安)
エアコン 冷房:6A
暖房:7A
照明 1A
テレビ 3A
こたつ 5A
電気カーペット 8A
電気ストーブ 10A
掃除機 10A
アイロン 14A
洗濯機 3A
ドライヤー 12A
冷蔵庫(400L) 3A
電子レンジ 15A
電気ケトル 11A
炊飯器 14A
食器洗い乾燥機 13A
IHクッキングヒーター 14A

また、電力会社によっては、必要なアンペア数をチェックできるシミュレーションを提供しています。ご自身にあった契約アンペア数が分からない方は電力会社の公式HPなどで活用しましょう。

電力会社やプランがライフスタイルにあっていない

電力会社やプランがライフスタイルにあっていない可能性も考えられます。

2016年4月1日の電力自由化以降、様々な会社が電気の小売事業に参入し、料金プランも多様化してきました。たとえば、日中は仕事で不在の方が「日中の料金単価が安く、夜間が高くなるプラン」に契約していると、電気代が高くなる可能性があります。

節電を意識しているにもかかわらず、電気代が高いと感じる方は、電力会社やプランがライフスタイルにあっているかを見直しましょう。

【家電別】一人暮らしの電気代を抑える方法

【家電別】一人暮らしの電気代を抑える方法

家電は毎日の生活に欠かせないものであるため、電気代が高いと感じていても使用しないわけにはいきません。ただし、使い方を見直せば、電気代の負担を抑えられる可能性があります。

そこで、消費電力が大きい家電を中心とした、電気代を抑えるポイントを解説します。

エアコンの節電方法

消費電力が大きいエアコンの使い方を見直せば、大きな節電効果が得られます。主な節電方法は以下のとおりです。

  • エアコンの設定温度を無理のない範囲で見直す
  • 月に1~2回フィルターを掃除する
  • 扇風機を併用する
  • カーテンで熱の侵入を防ぐ
  • 室外機の周りに物を置かない
  • エアコンを使わない時期はプラグを抜く

たとえば、外の気温が31℃の場合、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃に上げると、約940円の電気代を節約できます(使用時間9時間/日)。

また、エアコンのスイッチをこまめに消すこともポイントの1つです。ただし、日中30分程度の外出であれば、つけっぱなしのほうが電気代を抑えられる場合もあります。

冷蔵庫の節電方法

冷蔵庫も消費電力が大きい家電の1つです。以下のポイントを意識して節電しましょう。

  • 開閉時間・回数を減らす
  • 冷蔵庫内に物を詰め込みすぎない
  • 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる
  • 壁との間に適切な隙間を空けて設置する
  • 夏は「中」・冬は「弱」の温度に設定する

冷蔵庫を頻繁に開けると、再度庫内を冷やすために電力を消費します。なるべく短い時間で出し入れし、開閉回数を減らすことが重要です。

また、食品を詰め込みすぎると余分な電力を消費するため、庫内を整理し、賞味期限の切れた食品が眠っていないか、常温で保存できるものを冷やしていないかなどを確認しましょう。

照明の節電方法

照明自体の消費電力は高くありませんが、毎日使用するものであり、長時間使用することも多いため、電気代への影響は小さくありません。使わない部屋の電気がつけっぱなしにならないように日頃から意識することが大切です。

  • 照明器具をこまめに掃除する
  • 使わない部屋の電気はこまめに消す
  • 電球形蛍光ランプや電球形LEDランプに替える

照明器具は汚れていると明るさが低下するため、こまめに掃除することで節電できます。また、リモコン機能を使用している間も電力を消費するため、壁スイッチの電源を切る習慣をつけて待機消費電力を削減しましょう。

テレビの節電方法

テレビを長時間つけっぱなしにしている方もいるのではないでしょうか。こまめに消すことを習慣づけ、なるべくリモコンではなく主電源を消しましょう。そのほか、テレビを節電するポイントは以下のとおりです。

  • 省エネモードに設定する
  • 見ないときは消す
  • 画面をこまめに掃除する
  • 画面を明るくしすぎない
  • 音を大きくしすぎない
  • 長期間使わないときはプラグを抜く

また、一人暮らしの部屋の大きさにあったテレビを選ぶことも節電につながります。

洗濯機の節電方法

洗濯機の使い方を見直せば、電気代だけでなく水道代も節約できる可能性があります。洗濯機の主な節電ポイントは、以下のとおりです。

  • 適量の洗剤を入れる
  • まとめ洗いで洗濯回数を減らす
  • まとめ乾燥や自然乾燥の併用で乾燥機能の稼働時間を減らす

一人暮らしで洗濯物がそこまで多くない方は、毎日ではなくまとめて洗濯すれば、電気代・水道代を節約できます。ただし、洗濯物を詰め込み過ぎたり、洗剤の量が多すぎたりすると洗濯時間が長くなる可能性もあります。洗濯物の量に適した洗濯機を選び、洗濯物や洗剤の容量を守って使用しましょう。

なお、洗濯容量の目安は、1人あたり1.5 kg/日程度です。一人暮らしで2~3日に1回洗濯するなら、容量6~7kg程度の洗濯機を選ぶと良いでしょう。

炊飯器の節電方法

一人暮らしで炊飯器を使用している方は、以下のポイントを押さえましょう。

  • 省エネモードを利用する
  • 保温時間を短くする
  • タイマー機能を活用する
  • 旅行などで長時間使用しないときはプラグを抜く

炊飯器を長時間保温すると、電気代がかかるだけでなく味も落ちてしまいます。ご飯が残ってしまったときは冷凍保存し、食べるときに電子レンジで温めるほうが節電できます。また、タイマー機能を活用して食べる時間に炊き上がるようにし、長時間の保温を避けましょう。

一人暮らしの場合、「レンジ炊飯器」を使うのも手段の1つです。レンジだけでお米を炊けるため、炊飯器と比べて電気代を抑えられる可能性があります。

トイレの節電方法

毎日使用するトイレの節電も心がけましょう。

  • 便座の蓋は毎回閉める
  • 温水洗浄便座の使用をなるべく控える
  • 温水洗浄便座を長期間使わないときはプラグを抜く

トイレによっては、「おまかせ節電モード」などを搭載している製品もあります。説明書を確認し、省エネ・節電機能をうまく活用しましょう。

一人暮らしの電気代を抑えるその他の方法

家電の使い方を見直すのに加えて、以下の方法も電気代の節約に効果的です。

  • 節電タップを活用する
  • 省エネ家電に買い替える
  • 電力会社やプランを見直す

それぞれ以下で詳しく解説します。

節電タップを活用する

節電タップとは、接続口一つひとつに個別のスイッチが付いた延長コードのことです。

待機消費電力を削減するには、家電のプラグを抜く方法もありますが、面倒に感じる方もいるのではないでしょうか。

節電タップなら、スイッチをオフにするだけで節電できます。多くの家電を使うキッチンやリビングなどで積極的に活用しましょう。

省エネ家電に買い替える

買い替えにはまとまった資金が必要ですが、家電製品の機能や省エネ性能は年々進化しているため、最新の製品に買い替えたほうが電気代を抑えられる可能性があります。

2020年の冷蔵庫は、2010年の製品と比べて約37%~43%省エネになり、年間約4,740円~6,090円の節約が可能です。また、2020年のエアコンは、2010年と比べて約12%も省エネになり、電気代は年間約2,920円安くなります。

古い家電を長く使っている方は、最新の省エネ家電への買い替えも検討しましょう。

電力会社やプランを見直す

電力会社やプランがご自身のライフスタイルにあっているかを見直すことも、電気代の節約につながります。

ガスとのセット契約で割引されるプランや、毎月の利用料金に応じてポイントが貯まる電力会社を利用するのも手段の1つです。また、初回特典や付帯サービスの有無なども電力会社を選ぶ際の判断基準とするのがおすすめです。

まとめ

一人暮らし世帯の電気代は月額平均6,726円ですが、季節や地域によっても大きく異なります。電気代が高いと感じる場合、消費電力の大きい家電を頻繁に使っていないか、現在のプランがライフスタイルにあっているかなどを見直しましょう。

消費電力の大きい家電の使い方から見直せば、電気代を効率良く節約できます。また、契約アンペア数や電力会社・プランがご自身にあっているか見直すことで電気代を抑えられる可能性があります。

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この記事を監修した人
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新井 智美(あらい ともみ)
1級FP技能士・CFP

2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス(、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。